前回の100のことでは少しだけ嘉義の嘉楽福夜市のことについて触れたのだけれど、





その写真を見返していたら、大好物の食べ物の写真が出てきたので無性に食べたくなってしましました(笑)。

これ!

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臭豆腐なんですが変化球のスティックタイプ。
さらにはタイ風味ということでスイートチリソースがかかったピリ辛味。
とっても食べやすくて、美味しかったです。

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ちなみに通常の臭豆腐はこんな感じのビジュアル。

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これは台北の景美夜市で食べたもの。

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麺線も美味しいお店なのでたいていは一緒に注文。

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阿昌麵線臭豆腐(景美夜市)
MAP:https://goo.gl/maps/CgRMCKGcKooTEZ3w9


豆腐を発酵液に漬けて作られる「臭豆腐」は読んで字のごとく、独特のにおいがあります。
納豆ともちょっと違う独特さ。山羊のチーズとかそういうのの方が近いかも。

でも、台湾ではお馴染みのB級グルメで好きな人も多い。
夜市などでもかならず臭豆腐の屋台などはあるので、はじめて台湾に行った人などは「何この臭い!」みたいな感じでまず驚き、以降、臭豆腐屋台に近づくと、あの香りが漂ってくるので、忌々しいものでもみるような表情で身構えるのが申し訳ないけれどおもしろい。
台湾は好きだけれどあの匂いが……というのもよく耳にするセリフです。

わたしも、その香りや、テレビなどの台湾番組などではよく臭豆腐にチャレンジしてみて、その臭さに悶える、みたいな場面もあったりするので、台湾に通うようになってからもしばらくはなんとなく恐ろしくて口にできなかったのだけれど、台湾に通う回数を重ねるうちに、未知の食べ物への好奇心と、台湾好きとしてやはり食べておきたいと思い、はじめての長期滞在をしていた台中の夜市で、美味しいと言われるお店の臭豆腐にチャレンジ。即、インスタで当時の個人アカウントでみんなに報告しました(笑)。

で、わたしの感想は
「臭豆腐いける!」

独特のアンモニア臭みたいな臭みはほのかーにするのですが、カリっと揚がった食感と香ばしさ、ニンニクの効いたタレ、そして臭豆腐には必ず泡菜(パオツァイ/台湾キムチ)と呼ばれる、甘酢で漬けたピクルスのようなお漬物的なものが添えられてくるので、それを臭豆腐と一緒に食べると本当に美味しい!
日本の揚げ豆腐よりもクリスピーな印象です。ビールが飲みたくなります。
酒飲みの人はいけるんじゃないかなー。

以来、どんどん食べる回数を増やし、店ごとに微妙に形状や味わいが違うことも分かってきて、お気に入りのお店なんかも出来てきました。

個人的には、店の前を通って、そんなに臭いがしなければ臭豆腐の味も強くないと分析しています。
よく言われているのが

揚げ>焼き>蒸し(煮込み)

って感じで、揚げてあるのが一番食べやすいです。
蒸してあるのはやっぱりクセが強い。

でも蒸し臭豆腐が美味しい有名店ていうのもあって、そういったところのはやっぱり食べやすかったです。でも蒸しはそういう店じゃない限りわたしもあまり好んでは食べません。

今回の記事は臭豆腐と決めていたから、そのために写真を見返していたら、ほんとうに店によって個性あり。
こんなにバラエティー豊かだったんだーと私自身も改めて気づきました。

まるでDJかのように臭豆腐セットリストができてしまった(笑)。
このあとずらずらと並べていきます。苦手な人はごめんなさい。
最初に載せたスティックタイプももちろん一押しなので見かけたらぜひ!


台北
①同心大腸蚵仔麵線(古亭)
MAP:https://goo.gl/maps/dwXvyzn58ZCBPCwZ7

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初心者さんにおすすめなのがここ!
通常よりも小さ目カットだからカリっとした部分が多く、クリスピーな食感と香ばしい風味に臭みは全然感じません。タレもニンニクの効いた自家製ダレで自分でかけることができるので、ぜひたっぷりめに。
几帳面に美しく整列した臭豆腐からはお店の方の丁寧な仕事ぶりが伺えます。

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②一口金酥臭豆腐(臨江街夜市)
MAP:https://goo.gl/maps/TZJRvJbASGTtYKcP8

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臨江街(通化街)夜市の中間あたりにある行列の出来る臭豆腐屋台。
特徴は食べやすい1口サイズ!台湾キムチもたっぷり載せてくれるので、爽やかに食べられます。
写真のようにカップに入れてくれるので、夜市の中を歩きながら食べられる心遣いも嬉しい。

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③阿華大腸麵線臭豆腐(迪化街)
MAP:https://goo.gl/maps/2tpDEbrGMd8xRis66

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迪化街にあるお店。
北門方面から迪化街に入り、永楽市場に行く途中、左手にあります。
友達が美味しいと言っていて、そういえばなんどもこの前は通ったことがあるのに食べたことはなかったなとトライ。ここのお店の前を通っても臭豆腐のにおいが強烈だった記憶はなかったなーと思っていたのだけれど、食べてみても香りはそこまで強くないタイプだったので、揚げ色もそこまで強くはないけれど、食べやすかったです。迪化街に泊まった時の夕食に麺線とともに食べました。
食べ終わった後に麻辣臭豆腐というメニューがあることに気が付いたので、次回はそれにチャレンジしてみたい。

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台中
①旺伯臭豆腐(逢甲夜市)
MAP:https://goo.gl/maps/oCL9Wnm15hibVSWs5

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台中に行ったときに、また臭豆腐食べたい病が出てしまったので、夜に行こうと思っていた逢甲夜市にあるかなと探したお店。
Google評価もよかったので期待して行ったら、ちゃんと期待に応えてくれる、クリスピー臭豆腐。
トッピングのキュウリもはじめて出会ったタイプだったのだけれど、相性もばっちり!
ここはまた台中に行ったら行きたいお店。
看板もクール!

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②逢甲夜市の紅茶臭豆腐

MAP:https://goo.gl/maps/Tr4YC7UeSpc7uh9n9

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逢甲夜市ではなんと臭豆腐のはしごをしてしまいました。
だって、こんな看板を見てしまったらスルーなんてできなかった!
ロココ調なフォントもただならぬ雰囲気を醸し出しています。

少なからず台北では出会ったことがない「紅茶臭豆腐」。
名前の通り、臭豆腐を紅茶液に浸しているのだそう。
しばし台中に来ることもないからなぁと注文してみたのがこちら。

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こんなお弁当ボックスのようなものに入れてくれました。
つけ合わせが韓国キムチと大根漬けというのも珍しい。
味わいは確かにほんのり紅茶が香るのだけれども、まあ、それ以外は可もなく不可もなくって感じかなー。普通に美味しいって感じなのでネタの一つとして。
ボックスもかさばるので食べ歩きにはちょっと不向きでした。


番外編
①屋台の焼き臭豆腐
そのほか、いろんな屋台でよく見かける焼きタイプなのだけれど、わたしはこれが好き。
見かけると結構な頻度で購入しちゃいます。

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食べやすいハンディタイプ(笑)。たっぷり目の甘辛タレと真ん中に切れ目があって甘酸っぱい台湾キムチがサンドしてあるので、豆腐の臭みがかなりマイルドに和らいで、ほぼ厚揚げのピクルスサンドみたいな感じ?ここはパクチーのトッピングもあってビジュアル的には完璧ですね。
あー、食べたい。

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②南機場夜市(台北)のビブグルマン蒸し臭豆腐


南機場夜市にある臭老闆現蒸臭豆腐MAP) は蒸しタイプ臭豆腐の有名店。

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いつも行列が出来ています。ミシュランのビブグルマンにも選ばれていたけれどそのまえからとっくに行列。

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わたしもまだ臭豆腐に慣れていないころ、友人とチャレンジしてみましたが、もちろん臭豆腐独特のあの香りの余韻は感じましたが、豆腐の食感や風味、スープの味などトータル的に美味しいので、みるみるうちに完食。また食べたいなぁと再訪してみたいお店のひとつ。

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臭豆腐がだんだん好きになってきて、そろそろ次のステップへと考えている方などは確実に美味しいと言われるこういったお店で食べてみることをおすすめします!

それにしても……
自分がこんなにも臭豆腐愛が強いとはちょっと気が付いていませんでした(笑)。
美味しい名店を今後もどんどん攻めていきたいところです。

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