これまで縁と勇気と根性がなくてずっと食べてみたかったのに諦めつづけてきた一人鍋の店、天喜迷你火鍋。
かなーり前の、おそらく5年くらい昔のFRAUの台湾特集でよしもとばななさんが台湾に来たら行く店、みたいな感じで紹介されていて、ばななさん好きだったイケ子は絶対に行こう、と心に決めていた店のひとつでした。
でも通りかがる度に店内は常に満席な上に行列だし、ひとり旅で来ていた頃は結構なローカル雰囲気に若干怖気付いたりして、なかなか店内に足を踏み入れる勇気とタイミングがありませんでした。
でも、今夜ついに決行!タイミングは気分で!
しかも入って一言も喋っていないのに速攻で日本人とばれ、イケ子の前には日本語のできるおじさんがついてくれほぼつきっきりでお世話してくれました。
ほのぼの優しい感じでこれだけでもうごはんのおいしさ五割り増しくらい。
ちなみにこの店で話した中国語はなんと謝謝のみでした。笑
なんて親切で入りやすい店!
しかも、お鍋もめっちゃおいしかった&リーズナブルなお値段に感激。
ひと口目は正直普通かな、って思ったんだけど、さりげなく色んな具材が入っていて、練り物とかちっちゃい水餃子みたいなのとか、実はほかのお店の一人鍋に入ってる肉、野菜以外のこういう具材ってそこまで美味しいと思わずいままで食べていたのだけれど、ここのは手作りなのかなぁ、すべての具材がおいしかった。
そしてスープ。飲むたびに美味しく感じて、というかどんどん煮詰まって味が濃くなったスープの味がたまらなくて、こんなに量を飲んだことないんじゃない?っていうくらいスープを掬うスプーンの手が止まらなかったのです。これぞまさにやみつき鍋。
いつでも人でいっぱいの理由がわかりました。
比較的年齢層の高い店員さんもさりげなくみな優しくて、こんなに忙しい鍋の店なのにとてもきれいにしてある店内。すごくいい気が流れているように感じました。
寧夏夜市も近いのではしごもおすすめです。