※佳佳西市場旅店は残念ながら閉館しました。
前々回の記事でも触れた台南のデザイナーズホテル「佳佳西市場旅店」。
すべてお部屋のデザインが違うということで色々なお部屋を見学させていただいたのですが、まずはイケ子が泊まった7階の701号室から。
こちらのお部屋のデザインはスウェーデンのブランド「BONNSU」によるもの。
テーブルの上にある素敵なランプも彼らの作品です。
お部屋のテーマは「台南窗花主題房」ということで台南の伝統的な窓飾り「鉄窓花」をメインデザインに台南の四季折々も合わせてイメージとして織り込んだテキスタイルをロールカーテンにしてあり、それがやっぱりお部屋の中でインパクトとぬくもりを与えていました。
台南の街を歩いていると確かに窓のところには鉄で作った様々な窓飾りがはめ込まれており、イケ子はあれは防犯のためかとずっと思っていたのですが、ホテルの方のお話によると、そのデザインで財力がわかったりと意味のあるものだったようです。そんなエピソードを知るとまた台南の町歩きがいっそう楽しくなりました。
これが入ってすぐの風景。
そう言われてみると確かに見覚えのある窓飾りです。そして可愛らしい鳥も一緒に。鳥モチーフも好きなもののひとつなのでみた瞬間ひえー、となりました。かわいくて。笑
鳥はクッションにもなっており、
これももちろん台南にいる鳥さんたちとのこと。
ベットのところにはシックな色使いのロールカーテンが。改めてみても台南らしさを感じる素敵なテキスタイル。この布があったら欲しいくらいです。
奥の方にはデスクがあって、
ここからは外の風景を眺めることができます。
デスクのタイル感も素敵です。いい色。さりげなく見えるホテル横に広がるマーケットの色とりどりの屋根がまた台湾らしいなぁ、と思ってみたり。夜もとても雰囲気があって、ここでぼんやり外を眺めている時間も個人的にはちょっとぐっとくる時間でした。
水周りもとても清潔感があります。
ここのホテルでは環境についての取り組みを行っていて、アメニティなどは必要最小限です。歯ブラシなどもフロントに言えば用意してくれるようですが、持参しましょう。
そうそう、そしてこれはこのホテルだけれはなく、台湾ほぼすべての宿に言えることなのですが、基本的にどのホテルも寝巻き的なものの用意はありません。以前友達が台湾に遊びに来た時に驚いていて、イケ子も今回改めて思い出したのですが、台湾に来る際は寝る時に着る何かをお忘れなく(←今回忘れた人)。
そしてこちらはMITブランド「雪文洋行c'est si bon selection company」の石鹸。ホテル1Fのショップでも取り扱いがありましたがとてもおしゃれなパッケージ。いいものなので残ったものも持って帰ってくださいね、とのことでしたので、イケ子は使わずに自分用へのお土産に。
近頃、佳佳のようなデザインにこだわっている感じのホテルではこうしてアメニティにMITブランドを使用していることも多く、そういうきっかけで知らなかった良質のものを知ることができるので、こういう新たしい出会いって本当にうれしかったりします。この石鹸も使ってみるのがとてもたのしみ。
こちらのシャンプーとボディソープも佳佳オリジナル。
台湾産の胡蝶蘭から抽出したエッセンスも香り成分として配合しているそうです。デザインもおしゃれ。バスルームに置いておくとセンスのいい空間になりそう。
そしてこのお部屋はうれしことにバスタブ付き。タペストリーも光を受けてとても綺麗に映えていました。
ホテルには入り口が2箇所あってここは横の方の入り口。お隣の路地がまたいい雰囲気。となりの建物にはやはり鉄窓花がありますね。
次は別のお部屋について書くつもりです。衝撃タイプからほのぼのタイプまで様々でほんと個性豊かなホテルです。
住所:台南市正興街11号
電話番号:06-220-9866
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