MRT台電大樓駅と師範大学を結ぶ通り「師大路」。

いくつもの飲食店が連なり、小路には師大夜市が広がります。

比較的服飾のお店が多いのが特徴で全体的な印象としてはやはり学生街らしく若者が多い雰囲気です。

 

 

その師大路のMRT台電大樓駅に近いほうに「頂好」というスーパーがあるのですが、その前にこのおじいちゃんの焼きとうもろこし屋台があります。

いつも人が並んでいて、おじいちゃんの前に立っているだけでは商品が買えないというなんとなく難易度高しな屋台。

しかも値段もちょっと高めで100元超えます。

 

なのでいつも少し躊躇しつつも、いったいどうやって買うんだろう、と観察を続けた結果やっとわかってきたので、人が比較的少なかったこの日ようやくチャレンジ。

 

 

まず、向かって右側にこんな感じでわっさりとうもろこしが置いてあるので自分で好きな物を選びます。

 

 

そして、お隣のこの秤に載せる。

そうするとおじいちゃんが値段を言ってくれるのでお金を渡します。

ただし、もちろん中国語&おじいちゃん、あまりはきはき言ってくれないのでちょっと聞き取りずらいのでもしかしたらここが最初の難関かも。

いつも忙しそうなのでもたもたするのも正直躊躇する雰囲気です。

今回イケ子が選んだものは120元。周りのひとの値段を聞いていても大体120~150元くらいなのかな、っていう印象です。

そういえば友達はよくわからないときは200元とりあえず渡しておつりをもらう、って言っていた気がします。なるほど。

 

 

120元あれば台湾だと普通にごはんが食べられるお値段なんですが、作業をみているとこの値段も納得できるなぁ、と思いました。

とっても丁寧なんです。

あ、なんか焦げてる、って最初思ったのですが、こうして素焼きしたと、ブラシのようなもので一度焦げを落として、そのあとタレを塗って再び焼きます。

 

 

こんな感じで塗るものは何種類かあるのですが、何度も何度も重ね塗り。

途中、辛いのいる?「要辣嗎?(ヤオラーマ?)」と聞かれるのでいる場合は「要(ヤオ)」、入らない場合は「不要(ブヤオ)」で答える。

あと、おじいちゃん、誰が誰のだかわからなくなっちゃう時もあるので自分のがどれか把握しとくことも大切。笑

そして焼き上がったら持ち手の竹串を挿してくれて完成。

屋台の手前にビニール袋がぶら下がっているので必要であれば勝手にもらって大丈夫です。

 

 

待ち時間は10分くらいと結構待ちます。

でもそのくらい手間ひまがかかっていて、そして食べて納得。

タレがたっぷり塗られたとうもろこし、見た目的にカリッとするのかな、と思いきや食感はカリッとはしていません。そこは普通にタレが塗られたとうもろこしなんですが、もちろん香ばしくて、おいしい。

とうもろこし自体も白いもちっとしたタイプで驚いたのが一粒一粒するするとほぐれるのですごく食べやすいんです。これにはびっくりしました。

とてもおいしかったし、また食べたいと思う味。

 

ちなみに、目の前のスーパーではもちろん台湾ビールが売っていて、イケ子お気に入りの「18天」という製造後18日しか販売しないという台湾ビールの小瓶が売られているんです。50元くらい。

それがおすすめ。あ、でも栓抜きが必要なのでその場で飲みたい方はぜひご持参を!

ふつうのビールコーナーではなく、レジ近くの乳製品とかがある棚にあります。

 

場所はここ↓

大体20:30くらいからはじまるようです。