いけないと思いつつも食べてしまった深夜の高カロリー食。

でもそれが心から美味しい!って思えた時は忘れられない味として記憶に残るようです。

 

近年で思い出すものは香港で22時過ぎに食べたシロップだくだく、しかも間にはカヤジャムらしきものも挟まっているという禁断のフレンチトースト。

なんてものを注文してしまったのだろうと思いながらもあまりの美味しさに追いシロップまでして完食。

あれは本当に美味しかった……!

香港の魅力にも取り憑かれてから台湾にも香港式の喫茶店が以外とたくさんあることに気がついている今日この頃なんだけれどあれは食べられるのだろうか。

 

とそんなことをふと思い出したのは夜中に金峰魯肉飯を食べたから。

 

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イケ子にとっては2度目か3度目くらいの金峰魯肉飯。人気の有名店です。

初めて食べたのは確か2年前くらい。

色んなところでおいしい、という評判を耳にしていたからかなり期待して食べたのだけれど実はその時はそんなに感動はなくて、へー、こんな感じなんだ、みたいな感想でした。

 

だからこのお店の前をよく通るのだけれどいつも行列だし、他にもっと好きなお店も見つけたし、リピートはしていなかったのだけれど、先日お腹すいたなー、って思いながらこの店の前を通りかかったら全然行列がなくて……。

 

時は23時頃。夜も遅かったから家で軽くか、もしくは寝ちゃおうかな、なんて考えていたのに気がつけば吸い寄せられるように入っていました。

人気店なのに今ならすぐに入れる!っていう状況に非常に弱いのです。

 

 

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行列ではなかったけれど店内はやっぱり満席に近くて、台湾人のほんわか系カップルと相席。

さすがに日中とは違い、観光客らしき人は見当たらずローカルムード超満点です。

 

いつもはあまりそんなことは思わないのだけれど、相席のふたりのやりとりが耳に入ってくるからか台湾ドラマの中に入り込んだみたいだな、って思いながらぼんやりしていました。

 

オーダーは記入式なので数量を書いて店内のスタッフへ。

お会計は後払いです。

 

魯肉飯(中)とハマグリと鶏のスープを注文。

そう、以前(小)を頼んだらえ、これだけ?!っていうくらいしか魯肉がのっていなくて、ちょっとがっかりしたのをこの時思い出したのでした。なので中。食べるぞ!

 

 

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うん、やっぱりこのくらいのボリュームはほしい。

煮卵は追加オーダーです。いい色!漬物もナイスカラー!

 

で、お味。

前に食べた時よりも数段おいしく感じました。

なぜかはわからない。空腹&こんな時間に!というどきどき感?

 

でも一番思ったのはその後結構たくさんの魯肉飯を食べ歩いてきたけれど、他と比較してみたときに、実はそんなにくせのない大きめカットのとろとろお肉によくみると干しエビなんかもたっぷり入っていて、聞いたところによると調味料にはカレー粉も入っているとか。

故の色んな風味が染み込んでいる、ただの魯肉飯ではないこだわりの魯肉飯だったんだ、ということが理解できました。

おお、おいしいぞ!と思って見事完食。脳内ランキングも一気に上位にランクインです。

スープもここは入れ物ごと蒸し器のような機械で温めているのでそれはもう熱々&お肉もほろほろ。

 

以前は生意気言ってすみませんでした!とわけもなく謝りたくなるようなおいしさでした。

 

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今日もまた通りかかったら21時頃はこんな様子。

でもこれがこの店の日常風景です。

 

金峰魯肉飯

台北市中正區羅斯福路一段10號

02 2396 0808

営業時間:8:00〜1:00