MRT六張犁站の界隈に「delicate antique」というそれは佇まいの美しいアンティークショップがあります。
フランス、日本に台湾のものが少し、というラインナップなのですが確かな審美眼で選ばれた雑貨や家具の数々と醸し出される空気感。
一度しか伺ったことはありませんがあの時の高まる高揚感やこんなお店が台湾にあったんだ、という感動はずっと心に残っています。
その時にいたお店のスタッフの男性は日本語勉強中とのことで少しおしゃべりをして、こういいった雰囲気のお店で他にもどこかおすすめはありますか?と聞いたときに実はここのオーナーがレストランを開いているんです。と教えていただき、以来ずっと行ってみたいお店がこの「香色 Xiang Se」でした。
一般的なローカルアパートの1階を改装した店内は入り口からすでにやっぱり独特の雰囲気を醸し出していて、扉を開けたときのテラス席の美しさ、物腰の柔らかいスタッフさんたちの対応、店内もお手洗いにいたるまでアンティークの家具を素敵なバランスで設置してあって、ドストライク過ぎる空間作りにドキドキしすぎて時折放心状態に。笑
お料理もひと皿ひと皿の美しさがため息もの。
に加えて文句のないおいしさ。
素材の良さ、使っている食材の豊富さ、台湾素材の使い方の上手さ、そしてこれは一体なんの食材を使っているだろう、と味わったことのない斬新な組み合わせや新鮮な発想にも最初から最後まで感動は続きます。
メニューの構成は
SNACKS
STARTERS
VEGETABLES
MAINS
DESSERT
からなっていて、それぞれ2~4つのメニューから選択できるようになっています。
メインとデザートは1人1つ選び、それ以外は2人で1つ選択しシェアしていただきました。
ドリンクはワインに台湾クラフトビールに炭酸水、コーヒー、各種紅茶など。
ワインはグラスだと白が200元、赤が300元、クラフトビールも200~300元の価格帯といった感じです。
上から
・ローゼルのペーストがサンドされたチップスとアボガドと紫蘇のディップ
・筍とマルベリー、米酒、唐辛子のゼリー
・タコと愛文マンゴー、ラディッシュのプレートにベリーとハニーマスタードのソース
・鶏胸肉の香草オイル焼き 、胡瓜のソース
・さつまいものニョッキと牛肉のトマトソース煮込み
・ドラゴンフルーツのソルベ
・カヤトーストに炭のバター
香色 Xiang Se
台北市中正區湖口街1-2號
02 2358 1819
営業時間
火~木17:30~22:00、金~22:30
土11:30~15:00、17:30~22:30
日11:30~15:00、17:30~22:00