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先週は寒波でぐっと冷え込んだ台湾。
10度前後になると凍えるほど寒いです。
 
みんな北海道の人なんだから大丈夫でしょう、なんて言うけれどそれはまったくの別物で、確かに北海道はこの時期日々氷点下だけれど、外では本気のダウンを着込むし、一番の違いはというと室内に一歩入ると暖房でそれはもう暖かいから、ほっとする空間がある。
寒さ対策を考えた密閉性の高い家が標準装備ですから、わけが違います。
 
だけれど、台湾のこの時期においてはそのほっとする空間がほぼ皆無。
家の中はかろうじてヒーターがあるけれど飲食店やホテルのお部屋も暖房がないところがほとんどなので、基本その、お部屋に入ってあったかーいという感覚がない。
お風呂もシャワーのみだからそんな環境でも芯から温まることができない。
 
なんというかそんな感じです。
 
部屋の中でもアウターを着て過ごしている人が多く、その感じにはいまだに慣れない。
幸い、イケ子部屋には大家さんが用意してくれたオイルヒーターのようなものがあるのでそれで暖を得ることはできるのですが、以前の家は隙間だらけだし、床はぴかぴかのタイルだしザ・底冷えといった感じで、心底しんどかった思い出です。
 
なので、この時期の旅行の際は本当に油断禁物。
表示温度のマイナス5度くらいが体感温度だという話を先日聞きました。
 
さて、そんななかでも今季買ってよかったなーと重宝してるのが冒頭写真のマフラー。
松山にある衣料品の問屋街「五分埔(ウーフェンプー)」のストール専門店「Barlic芭斯特精品批発」というお店で買いました。
 

 
冬物のアウターを探しに11月頃訪れたのですが、お洋服に関してはイケ子としてはやはり探し出すのが難しく、でも小物を買うには非常に楽しめる場所だな、というのが所感です。
 
洋服は確かに安いけれどもサイズ表記なしの試着できずがスタンダード。
イケ子自身、なんでも着こなせるナイスバディというわけではないので、試着できずは結構リスクが伴います。
 
そして、いいなと思うものは以外と安くなく、もしかしたら市場ではもうちょっと高値で売られているのかもしれないけれど、それを比較するためにわざわざリサーチする時間もなんとなく惜しいし、うーん、という感じで購入までは至らずって感じでした。
 
ただ、このストール専門店は非常に興奮スポットで、ものすごく種類豊富。どれも触って手触りなども確かめることができるし、鏡に合わせることもできるので思う存分迷ってお気に入りを手に入れました。
 
このグレーのは本当かどうかはわからないけれど、バージンウール100%で巻いたときの感じとサイズ感がすごく良くて、値段は1000元くらいだったから、それはやっぱり以外と安くないから、どうしようか迷っていたのですが、聞くと全品表示価格の半額!ということで即買いでした。
 
商品も在庫から袋に入った新しいものを出してくれました。
(ただ、その新しいものは若干匂いがあったので何日間か干しておいたら気にならなくなりました)
 
あたたかいし、大判なのでストール代わりにもなるし、これ一枚でかなり暖をとれるので、もう手放せない存在です。
3月くらいまでは台湾もそこまで暖かくないので、近々色違いでもう一枚買おうかなと思っているところ。
 
そして、もうひとつ衝動買いしてしまったのがこの猫ちゃんのスカーフ。
こちらもかなりな大判で、表示価格500元が半額で買えるので250元(約1000円)でした。
縫製にやや甘いところがあるものの、とにかく柄がたまらない。
ただ、スカーフをうまく使いこなせないというところが最大のネック。笑
いまのところ眺めては和んでいる、という感じなのでスカーフ研究したいなと思います。
 
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それから、底冷えの話をしましたが、先日ヒートテックのタイツにビルケンのスリッポンという格好だったのですが、とんでもなく足元が冷えて、これでは今日1日もたないぞ、ということで買出ついでに、適当な雑貨店でウールの靴下を買って履いたところ、すごく暖かくて、そんなことですら感動しました。
 
台湾=南国のイメージでどこかやっぱり寒さをなめているところがあるのは否めないのですが、暖かくするときの基本は世界共通。足元は大事ですね。
ウールのふかふか靴下は一足60元。レジに持っていくと2足で100元(約380円)というものだから、一番上の写真の色のきれいなうさぎの毛の靴下を一緒に買ってみました。
 
結局、気に入ったアウターはいまだに見つけられなくて、先日日本に帰ったときのバーゲンでも上手に購入できなかった。
首元と足もとを温めればなんとかいけるといえばいける気もするので(あと中はヒートテック)、このままだましだましやっていこうかな、とも思っているところです。
 
この時期の服装は本当にむずかしいです。