薬膳の香り漂う本格火鍋の辛い鍋、麻辣火鍋は好物のひとつ。

基本大鍋でみんなで鍋を囲むスタイルのところが多く、ひとり火鍋文化が発達している台湾でも、まだこれだというひとり鍋バージョンの麻辣火鍋には出会えていなかったのですが、前回、前々回と連続でアップしているCITYLINK松山の3階で、求めていたのはこれ!的なひとり麻辣火鍋が食べられるお店に出会いました。

 

というか、蔦谷書店で台北ウォーカーをぱらぱらめくっていたら、なんだか美味しそうなお店が載っていて、え??これってここ??みたいな偶然で小腹も空いてきたし、行ってみようかな、みたいな軽い感じだったのですが、ほんとありがとう蔦谷書店、ありがとう台北ウォーカーって気分です。

 

 

お店の名前は「這一小鍋」。

火鍋好きの方ならピンとくると思うのですが、人気の火鍋店「這一鍋」の新しいスタイルのお店です。

台中にはすでに2店舗あるようですが、台北は初出店。

 

店内も非常におしゃれで、カウンター席とテーブル席があるのでニーズに合わせて使い分けられます。

 

 

 

 

平日の夕方にいったら誰もいなかった!通し営業なのでイケ子のように変な時間に食事をする族としてはありがたいお店です。

 

メニューはこんな感じで、スープとメインの食材と、ごはんや麺などの副菜を選ぶスタイル。

 

 

野菜や練り物などの具材は盛り合わせで自動的に持ってきてもらえます。

追加で入れたい食材があれば、下の青塗りの部分から選びます。

 

スープの種類は「石頭鍋」「すき焼き」「麻辣鍋」「酸菜鍋」「老火湯」の5種類で石頭鍋以外のスープは追加料金がかかります。

 

イケ子はもう頭の中は麻辣しかなかったので、「麻辣鍋」。

そしてメインは豚で。「雪紋松坂猪肉(470元)」を注文したらこんな盛りでやってきました。野菜もたっぷりです。

 

 

帰り際、ほかのテーブルを見てみたら、お肉の盛り付けがすだれのようになっていたり、火山のようになっていたりと結構個性的で味だけではなく、ビジュアル面でのこだわりも素敵です。

 

 

スープをひとくち飲んで、思わず心のなかでガッツポーズ。

めちゃめちゃおいしい。各種薬膳スパイスもしっかり入っていて、ひとり火鍋でこんな本格的な麻辣火鍋を味わえる日がついに来たのね!(だって、人数がいないとなかなか味わえないものだったから)と喜びをかみしめながら食べました。

 

麻辣鍋は予め、大好き食材の鴨血と豆腐もたっぷりめに入っているのでそこがまたうれしいところ。

 

そうそう、店内奥のほうには調味料コーナーとドリンク、アイスクリームコーナーがあり、ドリンク、アイスはサービスでいただくことができます。

 

 

 

 

 

食べ切れないくらいの量で、残念ながらアイスはギブ。

料金はサービス料が10%かかるのでトータル594元でした。

一般的な一人鍋に比べると割高感は否めませんが、みんなで食べに行く時もこのくらい、いや、これ以上かかると思うので、本格的なこの味を好きなときに自分のペースで食べられるというのは本当にありがたし。

一人旅さんで火鍋をあきらめていた方にもおすすめです。

 

帰り際には込み始めてきていたので、週末とかは並んだりするのかな。

 

いずれにしても一人鍋お気に入りランキングナンバー1かもしれません。

這一鍋&麻辣ファンはぜひ。

 

這一小鍋

台北市松山區市民大道六段131號

02 2747 2525

営業時間:11:00~22:00