西門と台北駅の間くらいに夜遅くまでやっている大きめのフルーツ屋さんがあって、たまに立ち寄るのですが、ついつい色々買ってしまいます。
先日は牛奶棗子というこの季節に出てくる、緑が綺麗な梨とリンゴの中間のようなものと芭樂(グァバ)、ミニトマトをひとつかみ、それから台湾産の赤肉のグレープフルーツもあったので籠に。
棗子についてはちょうど去年の1月もブログに書いていました。
台湾きょうのおやつ/台湾冬のフルーツ
でも牛奶棗子という名前ははじめてみたかも。
近頃、この「牛奶」という名のついたフルーツをよく見かける気がします。
牛奶鳳梨、牛奶芭樂など。前からあったのかな。意識しているから目に入るだけかもですが。
ちなみに牛奶はミルクのことなので↑もそれぞれミルクパイナップル、ミルクグァバって感じです。
ミルクパイナップルは夏に友達がすごく美味しかったと言っいて、食べたかったけれど食べそびれ。
季節のものなのかな。ちょっと青白いお姿でした。
昨日、グレープフルーツは食べるのが面倒だから、あらかじめ身の部分だけ取り出して容器に入れておこうと、キッチンに立っているついでに思い立ったのですが、冷蔵庫に先週末市場で買った有機の檸檬もひとつ残っていたので、台湾産の柑橘ジャムでも作ろうかな、その方が保存もきくし、ということで急遽予定変更。
マーマレード的なものははじめて作ったのですが、思ったよりも面倒ではないし、むしろ楽しかった。
台湾産のグレープフルーツはいままで食べてきた欧米産のものよりも皮が薄くて、取り扱いやすいので扱いも楽でした。
フルーツは一部を除いて日本への持ち込みは禁止されていますが、最近だとホステルなんかだとシステムキッチン完備のところが多く、簡単な調理ならOK。
ジャムだったらフルーツ、お砂糖&鍋ひとつでできるから、人の少ない時間帯とかにさくっと作れたら自分用の特別なお土産にもなりますよね。
これは旅行で台湾に来ていた時から思っていて、やってみたいことのひとつでした。
今回のレシピはこんな感じです。
材料
レモン 1個
グレープフルーツ 2個
砂糖 300cc
(今回は半分に赤ワイン50ccを追加)
1.レモン、グレープフルーツを実と皮に分ける
2.皮はひたひたの水で茹で、沸騰したら水を替えてまた沸騰させるを3回くり返し、取り出したあと冷めたら細切りにする
3.鍋に実と皮をいれ、砂糖をいれ、そのまま約半日置いておく(水分がでます)
4.強火で一気に煮詰める。途中アクがでるので取り除く。
5.アクが出なくなり、少しゆるいかなと思うくらいの固さで火を止めてOK。
6.熱湯消毒した瓶に詰める
とざっくりですが、これで終了。
うちは小さい鍋しかないので半分に分けて加熱。片方には赤ワインを入れてみました。
時間がなければ、砂糖を入れて置いておく工程もはぶいちゃってもいいかもです。
ジャムといえばコトコト煮込むイメージの人も多いかもですが、この強火で一気に法はいがらしろみさんのジャムの本を見ていたらこんな感じだったので、ろみさんジャムのファンとしてはそれからこの方法で作ってます。
これで小さい瓶で3つくらいできました。
さっき味見したら、甘さもちょうどよく、グレープフルーツのほどよい苦味が出ていて美味しかったです。
チーズとかに合わせてもよさそうな感じ。
レモンはこんな感じの姿で一般的なものよりも酸味は少なめ。オレンジみたいな味のレモンでした。