美味しいピーマン料理があると聞いて、食べたい食べたいと思っていたら連れて行ってもらうことができました。

だって、ピーマンは嫌いじゃないけれど、ピーマンはピーマンというイメージしかわかず、それが美味しい、というのが一体どんなものなのか、ほんと想像すらつきませんでした。

しかも、パプリカとかじゃなく、ふつうの、緑のだというのです。謎!

 

台北から車で1時間弱。

新竹地区にある關西という町です。

台湾で車でお出かけとかって、これまでなかなかなかったから、とてもありがたく楽しかった!!

 

お店はこちら。

「福站客家小吃」という客家料理のレストランです。

ちょうどお昼時に到着したのですが、地元の方々で店内はほぼ満席。

人気なんだなということがわかりました。

 

 

メニューの種類は豊富でなににしようか迷うところですが、例のピーマンはやはりここの看板料理のようで一番最初のページに記載されていました。

料理名は「青椒皮蛋」

日本語にすると「ピーマンピータン」です。リズムがいい。笑

というわけでピータンも入っているということがわかりました。

 

4人でいったのですが一皿では足りません、とのことで2皿オーダー。

 

さて、まっさきにやって来ましたピーマンピータン!

 

 

うん、やっぱりピーマンだ。

この段階でもぜんっぜん味の想像がつきません。

 

 

よーく混ぜてからたべるのです、ということで混ぜます。

下のほうに大きくカットされたピータンが入っていました。

 

 

 

そして!ひとくち食べてほんとビックリ。

美味しい!!!!!

 

全然予想外のピーマン料理でした。

こんなのはじめて食べた!!!って連れてきてもらったみんな、満場一致の意見です。

 

まず、このお料理は冷製で、勝手な思い込みで焼く、または炒めるかと思っていたからその時点で予想外。

しゃきっとひんやり冷たくて、ピーマン独特の苦味が一切なし。

ただただどこまでも瑞々しくて、なんでピーマンがこんな風になるんだろう!!って不思議な気持ちで食べ続けていました。

ピータンの方も臭みとか全然なくて、ピーマンによく合う。

そしてたっぷりかかったタレもどこか和の出汁のような風味がするのでなんだかほっとする味付けなんです。

 

えーー、なんでなんでとじーーーーっとピーマンを眺めていたら、なんとあの薄い皮をちゃんと剝いてある!

そこがポイントなのでしょうか。

 

とにかく!とてもとてもおいしかった。

また食べたいと思うほどに魅惑のピーマンでしたよ。おそるべし。

ピーマンの底力を知りました。

ピーマン嫌いの人もピーマンデビューがこれだったら絶対に嫌いにならなかったと思う、というくらいのピーマンです。

 

そのほかのお料理もすべて美味しかったー。

テーブルに広がるお料理もろもろ。このビジュアルが好きです。

 

 

客家料理は全体的に味が濃い目なので日本人好みだよね、とよく友達と話します。

そして、こちらのレストランはさっきのピーマンもそうだけれど、ひとつひとつの材料を丁寧に処理してあったり、作っているんだろうなーという味付けで、美味しいねーって箸がほんとに止まらない系。

しかも、こんなに食べてお会計も1300元くらいととてもリーズナブルで、行ったみんなも食いしん坊たちなのですが、始終感動している感じのお店でした。よい店!

 

ふー、満腹!と一同外に出たのでたあと、向かいになにやら気になる施設を発見しました。

なんとそこは一面トマトだらけのトマト王国!

 

カラフル!!

こちらは次の記事で書きますね!

 

福站客家小吃

新竹縣關西鎮一鄰中豐新路50號

03-587-7347

営業時間:11:00~14:00、16:30~20:00(月曜定休)