MRT中山國小駅を出て北のほうへ進んでいくと雙城街美食街という屋台群が現れるのですが、朝には朝の、夜には夜の屋台が立ち並び、どの時間に行っても屋台ご飯が食べられます。

 

イケ子は一番最初の台湾旅行の時にこの近くのホテルだったので、初めての屋台体験はここ。

人生初の海外旅行、しかもひとり旅。

とにかくわくわくとどきどきが入り混じった不思議な気持ちで付近のお店でマッサージをして、フルーツと豆花だけなんとか買って、部屋で食べたのですがそんなちょっとした思い出もある屋台です。

 

 

 

なのでこのあたりまで出ていくると、ちょっとだけ覗いてみたい気分になり、何を食べるでもなくふらっとしたりするのですが、この日はちょうどおやつタイム。

甘いもの、って気分でもなかったけれど何か食べたい。そんなときに見えた「麻辣」の文字。

 

 

開店したばかりということもあり、野菜がそれは几帳面に並べられていてなんだか好印象。

ここで食べてみることにしました。

 

 

よくばって色んなオプションをつけたくなりますが、夕食の予定もあったため、いちばんシンプルな麻辣鴨血で。

 

 

鴨血は麻辣火鍋にはスタンダードで入っている食材なのですが、台湾に来て、火鍋をよく食べるようになるとどんどん好きになりました。名前のとおり鴨の血を固めたものなのですが、お豆腐よりもぷるんとして、味にもまったく癖がなく、このピリ辛な麻辣のスープによく合います。

 

 

休日の昼下がり、この界隈はさほど人が多くないので、こんな光景を眺めながらこういうのを食べていると、しみじみ異国にいるんだなぁ、なんて気分になったりします。