内容は個室風呂60分、アフタヌーンティ2人分、足湯と北投駅または新北投駅からの往復無料送迎付きで料金は2名分 2500元。
1人当り日本円約4500円前後で北投の温泉をゆったりと楽しめます。
この時期、台北も冷え込むことは多いので、シャワーのみというお家も多い台湾人にも温泉は人気なんです。
北投は台北にある温泉地。素晴らしいお湯が楽しめる人気スポットです。
こちらの「少帥禪園」はこれまでも北投のホテルに行く際などに前は通ったことがあって、風情ある看板などからどんな施設なんだろうとは気になっていましたが、日本時代に建てられた建物と立派な庭園、そして小高い場所にあるからこそ楽しめる見晴らしの良い景色が堪能できる、まさに隠れ家的な癒しの施設でした。
こちら結構広くて、温泉、カフェ、レストランばらばらな場所にあります。階段も多いため、足の悪い方などはちょっと大変かもしれないなという印象を受けました。
まず、入ったらすぐに案内所のような小屋があるので来店を告げると階段を下ったところにあるレストランで受付をするように言われるので、そこでKKDAYのバウチャーを渡します。
受付はそれで終了。いつも通り簡単なのでほんと気軽でこのシステムが大好き。
そこで今回利用する施設、温泉とカフェの利用開始時間を書かれた紙をもらうので、そのあとまずは最初の温泉へ向かいます。
レストランから一旦階段を登り、カフェの前にある道を右方向に進んでいくとこのような景色が。
階段を降り、右手にあるのが温泉と足湯です。
温泉で先ほどもらった紙を見せると受付終了。
係の方が個室まで案内をしてくれます。
個室の雰囲気はこのような感じで、若干の古さは否めなく、入った瞬間、あ、お風呂はそんなに高級感があるわけでもないんだな、と思ったのが正直なところ。
置いてあるアメニティなども必要最小限といった感じでした。
あってほしいな、と思ったのがスリッパ。この日はスニーカーで訪れ、部屋には土足で入るので、お風呂上りにちょっと困りました。
ドライヤーも備え付けのタイプで風量とかどうなんだろうと思ったのですが、さほど問題なく使用できました。
さて、最も肝心なのはお風呂かと思いますが、こちらは問題なし、最高です。
硫黄の香りのする白濁した北投のお湯はしっかり疲れを癒してくれ、お湯から上がったあともずっとぽかぽか。体が楽になるのを感じます。
広い浴槽からは外の気持ちのよい景色が眺められるので心おきなくリラックス。
こちらの温泉の利用時間は1時間ですが、終了20分前に客室電話にてお知らせをしてくれます。
出たり入ったりをくり返し、髪を乾かしお化粧をしてちょうど60分といった感じでした。
お風呂のあとはカフェにてアフタヌーンティ。
ログハウス風の店内は結構ファンシーなインテリアになっていて、日本でもどこか地方にお出かけした時にありそうな、なんだか懐かしさを感じる雰囲気。
窓からの景色がやはり素晴らしいので窓際の席が人気です。
紅茶またはコーヒー、ともにアイスかホットを選べ、それ以外のドリンクにしたい場合も追加料金を払うと対応してもらえるそう。
アフタヌーンティーの全貌はこのような感じ。
バスケットに入っているのはパンナコッタ的なもので、その他は焼き菓子メインの粉ものお菓子で構成されていました。
アフタヌーンティーに関してはそんなに特別感はないかなといった印象なのですが、ちょっとお値段はアップしますが、レストランのお食事プランの方はなかなか期待できるかもしれません。
イケ子が利用した時間帯はクローズしていたのですが、かなり雰囲気のよい店内で、施設のパンフレットを見ていると2016年フランス外交部による評価で全世界優良レストラン1000軒のうちの1つに選ばれたそうで、台湾で選ばれたのは5軒のレストランのみとのこと。
これはいつか味わってみたいな、と思いました。
そんなこんなで満喫し、アフタヌーンティーのあと、また受付に行き、帰りの送迎車を予約。15分と45分に発車しているそうです。
車までまだ少し時間があったので、最後に足湯を堪能したのち施設をあとにしました。
なんだかとても不思議な場所でここが台湾ということを時折忘れそうになる雰囲気でした。
温泉に入って、庭園を散歩して、そうこうしているうちにすっかりほぐれ、かなりリフレッシュできましたよ。
この時期は台北は時折冷え込み、シャワーしかない宿も多いので、北投ならさくっとやってこれるので、旅の合間に温泉タイムを入れてみるのもよいと思います。
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