インスタント乾拌麺には興味があるけれど、普段インスタントラーメンを好んで食べないこともあって、台湾にも安くてスーパーの棚にはたくさん並んでいるし、あれが美味しい、これが美味しいという話も耳にしていましたが、そんなに興味はありませんでした。

でも、台湾でも人気のインスタントラーメン「花雕雞麵」をいただいてから、何かの扉を開いてしまったみたいな感じで、というか日本にいるとやっぱり台湾の味が恋しくなるのは事実。

気軽に食べられるもので美味しいものがあればいいなーという感じで、夜食と称して、台湾でロングセラーのものをいくつか食べてみました。

どれもホテル近くのコンビニで仕入れたものなので大抵どこでも手に入るはず。

 

 

まずはこれ「統一調合米粉」。

 
そう、これは米粉(ビーフン)のインスタント麺なんです。
髪の毛みたいに細いビーフンがあっさりスープでいただけるというもの。
肉燥(肉そぼろ)が台湾風味です。

麺がもそもそしているのでそこが正直いまひとつなのですが、食べ進めるうちに気にならなくなりました。あっさりなのでほんと夜食にぴったり。
昔なにかのテレビ番組で渡辺直美さんが紹介していたような気がする。

これも定番中の定番だけれどお初「維力炸醬麵」。

 

 
これは汁なし混ぜ麺で日本のインスタント焼きそばと同じ作り方。
麺をお湯で戻した後、お湯を切るのですがそのお湯を付属のスープの素に入れてスープも楽しめるぞというもの。

これは北海道のソウルフード「やきそば弁当」と同じ作り方なので大変親近感がわきます。

しかもこちらはカップが2重になっていて、ちゃんとスープ用の器がついてくるので焼きそば弁当より上手な印象。

でも味はふつうでした。
麺を台湾のロングセラー調味料「維力炸醬」で和えるだけなのですが、維力炸醬にそんなに愛着がないのと、野菜なども一切ないのでものすごいジャンクかつ大人としては罪悪感を感じるザ・インスタント麺でした。
あと、どうしてもやっぱりやきそば弁当を彷彿してしまうので、無性にマルちゃんのが食べたくなって困りました。笑

そして第3弾は花雕雞麵のお仲間「麻油鶏麺」。

 

 
台湾の定番料理に麻油鶏というのがあるのですが、その風味を堪能できます。
そして相変わらず大きめの鶏肉がゴロゴロ!クコの実なんかもいい感じです。

 

 
上記2つに比べるとお値段も上がり、本気を感じるインスタント麺です。
かなり味わいは満足。台湾ごはんを食べたい欲が満たされます。

ただ、これも花雕雞麵もゴマ油、台湾の米酒の味が非常に強い癖のある味なので万人受けする味かと言えばそうではないとは思うのですが、台湾ご飯にはまったり、薬膳スープとか好きな方は美味しく食べられる気がする。

ただ、この鶏肉ごろごろ麺が日本に持ち込めるのかどうかはちょっと調べていないのでわからなかったためホテルでいただきました。
買って帰りたいと思っている方はちょっと調べてみたほうがいいかもしれません。

最近持ち込みの規制もどんどん変わっているのでぜひ最新の情報をご確認ください。
おそらくネット上には親切な方がすでにあげていると思います。

あと、番外編ですが、近所の格安スーパーにこれが大量に売っていたので食べてみました。

 

 

結構前に売っていたものなので在庫整理なのかな?
いずれにしても興味があったので食べてみたのですが。

感想としては「とても美味しい!!!」

スープの味わいはカツオだしがよく効いた麺線そのもの。
麺はまったくの別物なのですが、独自のコシのある小麦麺がこれはこれで美味!

なくなってしまう前にストックしておこうと翌日大量に買いこみました。笑
食べるラー油とかお酢、追いパクチーなんかしながら食べていますよ。


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