
パスポートを更新した。
全然興味のなかった海外だったけれど、思い立ったらいつでも行けるようにと旅の予定もないのに作った10年前。
その1年後、ようやく決行した初海外ひとり旅。
きっとなんとかなるはずだと旅先に選んだ台湾にどはまりしてほんとに人生変わったと思う。
これは2011年初台湾のときの写真。
2泊3日で初日は夜の21時ごろ台北に到着して、3日目は朝5時にホテル出発というスケジュール。
これは2011年初台湾のときの写真。
2泊3日で初日は夜の21時ごろ台北に到着して、3日目は朝5時にホテル出発というスケジュール。





買ったばかりのGRを片手に街歩き。はじめてみる景色や食べ物に本当に胸がどきどきした!
英語もろくにしゃべれずに、ニーハオとシェイシェイしか現地の言葉もわからなかったけれど、普段できていることが思うようにできなくなる異国では、とにかく目の前のことだけに夢中になれるから、日常の考え事や悩みもそのときだけは忘れられて、そして意外となんとかなることに自信が持てた。
空港からホテルまでの送迎だけしてくれるフリープランツアーにひとり参加で申し込んで、もし、台湾が合わなかったり嫌になっても2泊3日だからすぐ帰ってこれるし、とりあえず見てこようと行ってみたのだけれど、実質1日みたいな2泊3日じゃ食べたいものも食べられないし全然ものたりなくて、その約3か月後にすぐ2度目の台湾旅を決行するほどに心惹かれる国だった。
最初は台湾ばかりだったパスポートのスタンプも色んな国のものが増えて、どれもこれも思い出深いものばかり。
タイもベトナムもシンガポールも香港も、また行きたい国もどんどん増えて、アジアの魅力にどっぷりはまった10年でした。
新しいパスポートはスタンプのページの絵柄がすべて違っていて、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」が描かれている。
ものすごくクールでかっこいい。

旅が仕事の身分としてはそろそろしんどいなと思うことも増えてきたけれど、これでいつでもまた行ける。
パスポートセンターも今は空いているから、いつかどこかのタイミングでと思っている人は、たとえ旅の予定がなくても作ってみるのもわたしはおすすめ。
この先永遠に使えないなんてことは絶対にないはずだし、ついこの前のように、思い立ったらすぐにでもどこにでも飛び出せるそんな明るい未来を信じています。
まるで魔法のようにパスポートを手にした時から少しずつ、でも大きく変化したわたしの10年。
いまは、念願だった台湾本の仕上げ作業に取りかかっています。
いまは、念願だった台湾本の仕上げ作業に取りかかっています。