わたしの住む街はすっかり秋になってしましました。
朝晩は肌寒く、夏の疲れも出やすい時期。
こんな時に思い浮かべるのは温泉。
温泉は台湾にも有名どころがいくつかあります。
これまで行ったことがあるのは台北の北投。
市内からMRTで気軽に行けてしまうのがなによりもの魅力です。
北投駅周辺はローカルな公衆浴場的な所から高級感のある温泉宿まで幅広くあって、いくつか利用したことはあるけれど、温泉はまだまだ開拓途中の分野。もうちょっと詳しくなりたいと思いながらもやっぱり勉強不足です。
だけど、一度極上の体験をしてしまったがゆえに、北投で真っ先に思い浮かべるのが
「北投麗禧溫泉酒店 グランドビューリゾート北投」
宿泊するのならば奮発してここに泊まりたい、何度でも訪れたいお気に入りのホテルです。
リゾート温泉なので、周辺には何があるわけでもなく、ホテル以外に行く場所もないのですが、部屋風呂も素晴らしく、レストランも美味しく、ロケーションも抜群。
日帰りの入浴プランなどもKKDAYなどから気軽に申し込むことも出来ますが、
せっかくなら宿泊をして、チェックインからチェックアウトまでゆったり癒しの時間を過ごしたい。
少し長めに旅ができるときなどは、合間にリフレッシュもかねて北投プチトリップ、おすすめです。
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※以下の記事は2017年06月30日に公開した宿泊体験記「台北101の建築士デザインの北投麗禧温泉酒店(グランドビューリゾート北投)へ週末トリップ!」を再編集したものです。
台北の温泉街、北投。
ローカルな民宿から大型リゾート温泉まで様々な形態の温泉宿が集まる地域。
台北駅からMRTで行ける気軽さも魅力のひとつ。
北投駅、または新北投駅から徒歩で行ける場所もあれば、山の上の自然に囲まれた場所にある隠れ家的なお宿もあり、そちらにはタクシーまたはシャトルバスを運行しているところも多いので、車を利用して移動します。
そんな北投温泉のなかでも、いつかどこかで見たこの水辺に囲まれた景色が凄く印象的で、ずっと行ってみたいと思っていた場所があります。
これは夕方、夜、朝の風景。
どの時間に行っても幻想的ですっと気持ちが穏やかになりました。
ここは北投温泉街の高地に位置する
「北投麗禧溫泉酒店 グランドビューリゾート北投」
名前の通り、リゾート温泉ホテルです。
グランドビューリゾートの泉質は白硫黄泉。
1年中55度の温度に保っているため、加熱処理をしない天然の湯を楽しむことができます。
温泉の水には自然の硫黄灰が豊富に含まれていて、水が流動すると白い粉末状の硫黄灰が湯の花となり、星屑のように美しく広がることから、白硫黄泉は「星の湯」とも呼ばれているそうです。
久々の硫黄の香りがとても心地よかった。
日替わりで利用出来る2種類の大浴場に贅沢な部屋風呂、チェックインからチェックアウトまで一歩も外に出ずにこの自然の恵みともいえる素晴らしいお湯と健康のことも考えて作られた目にも美しい美味しいお料理を堪能し、もうパラダイスという言葉しか思い浮かばないような幸福なホテルステイを楽しみました。
陽明山国家公園のすぐ近くにあるグランドビューリゾート北投はやっぱりどこか台北とは空気が違っていて、ばりばりの夏日だったこの日もここへくると爽やかな風を感じられました。
とてもすがすがしい!
建物はなんと全館台北のシンボルとも言える台北101を手掛けた李祖原建築士のデザインによるものだそうです。
原木と石材を基調としていて、凛としている部分と温もりを感じる部分、その場所その場所で色んな感覚を感じとることができました。
自然ともうまく融合していてとにかく芯から寛げる素晴らしい空間です。
北投唯一の5つ星ホテル。屋外にでるとふわっと金木犀のいい香りが。
プールサイドもまた金木犀の香りに包まれていました。
グランドビューリゾート北投では金木犀に対して特別な思いがあるそうで、樹齢100年の老木を3本植えてあるそうです。ホテル内の至る所で金木犀をモチーフにしたデザインも目にしましたよ。
さて、お部屋です。
窓の外のグリーンがぱっと目に入り、なんとも気持ちがいい空間。
ベランダも広々。朝はここでのんびり読書。
なんて幸せなんだろう、ってしみじみ思った忘れられない思い出の時間です。
そして、奥のほうを見てみると
天然温泉の部屋風呂。
手前が白硫黄のお湯。奥は冷泉用です。なんて贅沢なんでしょう。
豪快に湧き出る温泉水。
眺めているだけでも気持ちが安らぎます。
たっぷりお湯を張って浸かったり、足湯をしたり、何度も何度も楽しみました。
これは朝風呂。
パウダールームもおしゃれです。
アメニティはホテルオリジナル。
ホテル内のスパでも使われているものだそうです。
クローゼットはこのような感じで
室内用と室外用のスリッパが2種類。
ミニバーのものもすべて無料です。
コーヒー好きにはありがたいネスプレッソに
炭酸水もとてもうれしい。
台湾茶も3種類。パッケージがとても素敵でこのお茶セットがまるっと欲しいくらい。
女性用館内用ウェアのオリジナル「本島服」。
優しい色合いと花柄がとてもかわいらしいです。
そしてこちらは夕食から帰ってくるとお部屋に届けられていた、特製の「梅ワイン」。
お酒好きとしてはなんともうれしいサービスです。
本当に気持ちのいいお部屋。
写真を見るだけで気持ちよさが蘇ってきて、
なんだろう……。温泉に入ったみたいな気持ちになれます。
ずっと北投の温泉に興味はあったけれどなかなか機会がなかったから来ることができなくて、でも最近温泉に詳しいお友達ができたり、以前よりもっと身近な存在になってきました。
なかなかこうしたお泊りは頻繁にできないけれど、このホテルの空気感がとにかく好き。
写真をみて思い出すたびに心がほぐれるって相当よかったんだな、ってしみじみ感じています。
レストランではアフタヌーンティが楽しめたり、日帰りプランなどもあるのでたまの贅沢でふらっとここを訪れたい。
館内自慢の新鮮食材を使用したフレンチレストランで食べた夕食と、開放感のある中華レストランで食べた朝食もとても素晴らしかったです。
合わせて読みたい夕食と朝食の内容はこちらから
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グランドビューリゾート北投の
予約情報はこちら
または画像をクリックすると予約サイトに移動します。
北投麗禧温泉酒店 グランドビューリゾート北投
住所:台北市北投區幽雅路30號
(MRT淡水線北投駅よりシャトルバスあり)
電話:02-2898-8888
HP:gvrb.com.tw
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