今週は昨年に引き続き、宮島学園北海道製菓専門学校に講師として呼んでいただき、丸一日使って、「台湾朝ごはんと台湾おやつ」についての授業をしてきました。実習です。
内容は
・手作りの豆漿
・鹹豆漿
・甜豆漿
・豆花
・油條
・地瓜球
・鳳梨酥
その他に台湾茶と写真の撮り方についても少し。
なかなか盛りだくさんの内容でしたが、2年生対象だったので、みな実習慣れしていて、どの作業も綺麗にスマートにこなしていてさすがでした。
※基本的にわたしは何でも屋さんなので、こういった感じのことも実は対応可能です。
プロフィールには書いているのですが、調理師・栄養士の資格ありで、台湾に渡る前は10年ほどカフェ業界で店長職なども務めていたので、当時はコーヒーセミナーなどをよく開催していました。
宮島学園さんは昔からご縁があって、日本に戻ってきた昨年から講師のご依頼をいただいているのですが、書く以外にも、台湾の食に関する料理講師やメニュー開発などのお仕事はこれからどんどんやっていきたいことのひとつなので、もしニーズがあればぜひお気軽にお声がけください。中国語のレシピ翻訳なども可能です。
お問い合わせはこちらから。


わたしとしても、どれも作ったことのあるメニューばかりだったのですが、油條だけは初。でも豆乳をメインとした「台湾朝ごはん」には絶対に組み込みたくて先月から試作をずっと繰り返していました。
朝ごはん屋さんの定番メニュー、そしてあのざっくりとした雰囲気の見た目からきっと簡単にできるものだろうと思っていたのですが、全くそんなことはなくて、日本で出版されたレシピ本、中国や台湾のレシピサイト、動画、私自身も沼にはまってしまって、かなり色々なものを見てみたのですが、その通りに作ってみてもいまいちだったり、基本は生地を一晩寝かせたりして、材料自体はシンプルなのだけれど、なかなか工程としては時間も手間も意外とかかるということが判明。
でも一晩寝かせは1日の授業では無理なので、なんとか時間内で簡単に美味しいものができないかとお菓子やパンを仕事にしている妹にも相談にのってもらいながら、粉の配合を変えたり、水分量や揚げ温度を色々試したりとまさにレシピ開発をして、最終的には時間内に学校や家庭で再現できるものとしては、納得できるものまでたどりついて一安心。
ほんとそれにしても油條、奥が深くてびっくり。
あとは夜に試作・試食を繰り返していたのでさすがに体重も増えてしまい悲しかったけれど(笑)、久々に粉と格闘したりして面白くもありました。
油條も朝ごはん屋さんで食べるものと、おにぎり(飯糰)に入っているもの、そして火鍋の時に注文するもの、すべて同じ油條だと思っていたのですが、よくよく考えると食感がものによって全然違う。
おにぎりと火鍋に入れるものはかなりカリカリ食感だよなーと急に考え始めたのですが、どうやらあれらは再度二度揚げなどをした「老油條」というものらしいです。

↑これこれ。初期はカロリー気にして抜いてもらったりもしたけれどいまは絶対入れる(笑)。ちなみに抜いたら代わりに卵焼きを入れてくれてそれもまた美味しかった思い出。
それにしても、こんなときこそ現地に行って、本物を試食して、分析してとかできたらよかったのになーと試作をしながらずーっと思っていて、次に行くときはぜひとも現地で改めて作り方とか観察したり、お店の方に話を聞いたりしてみたいです。
朝ごはん屋さんでは油條以外のメニューを食べることがほとんどだったから、単品で食べることもあまりなかったのだけれど、美味しいなぁ!とあの長いのを一本あっという間に食べてしまったのが高雄にある「寬來順早餐店」。

前にカルディのシエンドウジャンのことを書いたときにも少し載せたけれど、店頭で作っている手作りの油條が本当に美味しかった!
食感も味も、まさに揚げたての素朴なドーナッツといった感じで、やっぱり真っ先に訪れたいのはあそこかもしれません。




長さはしょうがないとして、このふっくら感が本当に難しい。お麩のような油揚げのようなビジュアルがいまはとても愛おしい。
ちなみにこちらのお店の裏はマンションになっているのですが、建物がかなりフォトジェニックでちょっとした有名スポット。合わせて見学してみるのがおすすめです。
わたしは全然気づいていなくて、同行者の方が気づいてくれたので寄り道して写真に収めることができました。
高雄の中心部からはちょっと外れているのですが、ここはほんと改めてじっくり再訪したい場所です。

寬來順早餐店
高雄市左營區中華一路5-14號
+88675830408
4:00~12:00、土日~13:00(月曜休)
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21. 台中・宮原眼科の日出グループを巡る
22. 北投の極上温泉宿へプチトリップ(台北)
23.気分で食べたい火鍋を選ぶ(台北)
24.朝市に行く週末モーニングルーティン(台北)
25.とにかくあの油條を食べたい(高雄)
(台湾でしたい100のことについてはこちら)
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内容は
・手作りの豆漿
・鹹豆漿
・甜豆漿
・豆花
・油條
・地瓜球
・鳳梨酥
その他に台湾茶と写真の撮り方についても少し。
なかなか盛りだくさんの内容でしたが、2年生対象だったので、みな実習慣れしていて、どの作業も綺麗にスマートにこなしていてさすがでした。
※基本的にわたしは何でも屋さんなので、こういった感じのことも実は対応可能です。
プロフィールには書いているのですが、調理師・栄養士の資格ありで、台湾に渡る前は10年ほどカフェ業界で店長職なども務めていたので、当時はコーヒーセミナーなどをよく開催していました。
宮島学園さんは昔からご縁があって、日本に戻ってきた昨年から講師のご依頼をいただいているのですが、書く以外にも、台湾の食に関する料理講師やメニュー開発などのお仕事はこれからどんどんやっていきたいことのひとつなので、もしニーズがあればぜひお気軽にお声がけください。中国語のレシピ翻訳なども可能です。
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わたしとしても、どれも作ったことのあるメニューばかりだったのですが、油條だけは初。でも豆乳をメインとした「台湾朝ごはん」には絶対に組み込みたくて先月から試作をずっと繰り返していました。
朝ごはん屋さんの定番メニュー、そしてあのざっくりとした雰囲気の見た目からきっと簡単にできるものだろうと思っていたのですが、全くそんなことはなくて、日本で出版されたレシピ本、中国や台湾のレシピサイト、動画、私自身も沼にはまってしまって、かなり色々なものを見てみたのですが、その通りに作ってみてもいまいちだったり、基本は生地を一晩寝かせたりして、材料自体はシンプルなのだけれど、なかなか工程としては時間も手間も意外とかかるということが判明。
でも一晩寝かせは1日の授業では無理なので、なんとか時間内で簡単に美味しいものができないかとお菓子やパンを仕事にしている妹にも相談にのってもらいながら、粉の配合を変えたり、水分量や揚げ温度を色々試したりとまさにレシピ開発をして、最終的には時間内に学校や家庭で再現できるものとしては、納得できるものまでたどりついて一安心。
ほんとそれにしても油條、奥が深くてびっくり。
あとは夜に試作・試食を繰り返していたのでさすがに体重も増えてしまい悲しかったけれど(笑)、久々に粉と格闘したりして面白くもありました。
油條も朝ごはん屋さんで食べるものと、おにぎり(飯糰)に入っているもの、そして火鍋の時に注文するもの、すべて同じ油條だと思っていたのですが、よくよく考えると食感がものによって全然違う。
おにぎりと火鍋に入れるものはかなりカリカリ食感だよなーと急に考え始めたのですが、どうやらあれらは再度二度揚げなどをした「老油條」というものらしいです。

↑これこれ。初期はカロリー気にして抜いてもらったりもしたけれどいまは絶対入れる(笑)。ちなみに抜いたら代わりに卵焼きを入れてくれてそれもまた美味しかった思い出。
それにしても、こんなときこそ現地に行って、本物を試食して、分析してとかできたらよかったのになーと試作をしながらずーっと思っていて、次に行くときはぜひとも現地で改めて作り方とか観察したり、お店の方に話を聞いたりしてみたいです。
朝ごはん屋さんでは油條以外のメニューを食べることがほとんどだったから、単品で食べることもあまりなかったのだけれど、美味しいなぁ!とあの長いのを一本あっという間に食べてしまったのが高雄にある「寬來順早餐店」。

前にカルディのシエンドウジャンのことを書いたときにも少し載せたけれど、店頭で作っている手作りの油條が本当に美味しかった!
食感も味も、まさに揚げたての素朴なドーナッツといった感じで、やっぱり真っ先に訪れたいのはあそこかもしれません。




長さはしょうがないとして、このふっくら感が本当に難しい。お麩のような油揚げのようなビジュアルがいまはとても愛おしい。
ちなみにこちらのお店の裏はマンションになっているのですが、建物がかなりフォトジェニックでちょっとした有名スポット。合わせて見学してみるのがおすすめです。
わたしは全然気づいていなくて、同行者の方が気づいてくれたので寄り道して写真に収めることができました。
高雄の中心部からはちょっと外れているのですが、ここはほんと改めてじっくり再訪したい場所です。

寬來順早餐店
高雄市左營區中華一路5-14號
+88675830408
4:00~12:00、土日~13:00(月曜休)
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◇台湾でしたい100のこと
21. 台中・宮原眼科の日出グループを巡る
22. 北投の極上温泉宿へプチトリップ(台北)
23.気分で食べたい火鍋を選ぶ(台北)
24.朝市に行く週末モーニングルーティン(台北)
25.とにかくあの油條を食べたい(高雄)
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